幻住庵芭蕉祭

4年ぶり「第89回幻住庵芭蕉祭」開催 「幻住庵俳句コンクール年間優秀作品」表彰式

2023年10月1日(日)10時30分より大津市関係者・地元議員・晴嵐学区自治連合会会長・学校関係者・国分自治会会長・地元各種団体・俳句撰者の来賓を迎え、4年ぶりとなります「第89回幻住庵芭蕉祭」が盛大に開催されました。当日は大津市市役所YouTubeチャンネル”大津歴まち90秒大学”の取材で琵琶湖放送やZTVの撮影も行われました。幻住庵保勝会では今年度当初より完全な形で芭蕉祭を行う方向で着実に準備を進めて来ました。芭蕉祭式典では大津市観光部長より「幻住庵の記」の朗読、俳句撰者より献句朗詠が行われました。第2部、俳句コンクール優秀作品表彰式では、一般の部・少年の部ごとに各表彰式(大津市長賞・大津市議会議長賞・びわ湖大津観光協会長賞・京都新聞賞・幻住庵保勝会長賞・優秀賞)と作品が朗詠され、受賞者に対し会場から大きな拍手が送られました。受賞した小学生とその親御さんは、名誉ある賞状を手にして大変喜んで記念撮影をしておられました。また、午前中に幻住庵にてお茶席が設けられ、亭主より多くの方々にお抹茶とお菓子が振る舞われました。午後からは大津市俳句連盟主催の句会が近津尾神社社務所内にて行われ、約40名近くの参加者によって俳句が詠まれていました。そして式典の結びに陌間幻住庵保勝会会長より閉会の挨拶がありました。「これまで幻住庵の運営については、大津市の支援のもと保勝会会員の皆様、地域の皆様、そして全国から来庵される皆様のご支援とご協力を得て成り立っており、感謝の念に堪えません。しかし、ここしばらくの新型コロナの影響もあり、年間投句数は1,000投句数を下回っております。来年は第90回芭蕉祭という記念すべき節目の年を迎えます。国分の貴重な文化財(幻住庵)を護持継承していくために、役員はもとより今後とも皆様方の変わらぬご支援とご協力をよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」

【幻住庵芭蕉祭式典 風景】

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「幻住庵の記」全文
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       令和5年度幻住庵俳句コンクール年間優秀賞(第113回~116回)決まる!

  <大津市長賞>一般の部              

   『石山の石うつくしき良夜かな』     

            田中 文子  

    <大津市長賞>少年の部

           『ツーアウト打ち上げて見る雲の峰

          中学3年 西堀 陽翔

 ※以下、各受賞は別添の俳句集をご覧ください。

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令和5年度幻住庵俳句コンクール一般の部 年間優秀賞(第113回~116回)
令和5年度幻住庵俳句コンクール年間優秀賞(縦).pdf
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令和5年度 幻住庵芭蕉祭少年の部俳句集 <投句者数 小学校140人・中学校288人 合計428人>
R05【小 ・中作 品】縦.pdf
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幻住庵保勝会は、毎年、年4回の幻住庵俳句コンク―ルとは別に、年1回俳句コンクール少年の部(晴嵐小学校6年生及び北大路中学校全学年)として、夏休みを利用して生徒の皆さんに俳句を作ってもらっています。本年度も、小学6年生140句・中学生288句 合計428句の作品が投句されました。その中で優秀作品は、芭蕉祭にて表彰されました。小学生の全作品は、近津尾神社境内や幻住庵内、せせらぎの散策路で短冊つるしています。また、中学生の作品は、史跡幻住庵石碑横の掲示板に掲載していますので、ぜひご覧ください。また、このホームページでも上記のPDFで閲覧いただくことができます。

    【小学校作品 短冊】                     【中学校作品を掲示】

【幻住庵俳句コンクール表彰式 風景】

【お茶席・大津市俳句連盟コンクール 風景】