<神社の全体の名称>

神社とは、神様を祀る神聖な場所です。神社の多くが、うっそうとした森に囲まれています。まさに地域のお住いの方々の安心と安全を守ってくださる鎮守の杜です。一礼をして鳥居をくぐると参道に続いています。参道脇や境内には手を洗い、口をすすいで身を清める手水舎(てみずしゃ、ちょうずや)があり、その作法については下記の通りです。また、神様に神楽や芸能を奉納する舞台である神楽殿やお祭りや拝礼を行う拝殿、があります。お祭りの準備やお守りやお神札、御朱印を販売するなど神社の事務を行う社務所があります。

本殿前には、「獅子・狛犬」があります。狛犬の役割は、神社の神域に悪霊や災いなどの「邪気」が侵入するのを防ぐ魔除け(結界の番人)と神前を守護することです。右には、口を開けた獅子(阿形・あぎょう)と左には口を閉じ頭にツノがある狛犬(吽形・うんぎょう)であり、これら一対の像が『阿吽(あうん)の呼吸』で神前を守護しています。

摂社・末社は、神社の本殿の管理下にある小規模な総称です。本殿の御祭神と特に関係が深い神様を祀る摂社、関連が薄いものやなどを末社と呼び、総称して境内社と呼びます。

 

 

 

 

【鳥居】

 鳥居とは、神社の入口に建てられている門のような建造物です。神様が鎮まる神聖な空間(神域)と、私たちが暮らす俗界を区切る境界線(結界)の役割を果たしており、一種の「神の門」とされています。 

◇朱色の鳥居には古来より「魔除け」の意味があり、悪いものが入るのを防ぐとされています。  

◇『鳥居の謂れ<神話伝説>

・天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に御隠れになっ 

 た際、神々が鶏を止まり木にとまらせて鳴かせたという説

・神様の場所へ「通り入る」から転じたという説

◇『鳥居をくぐるときの作法

鳥居をくぐる時は、神前に向かって姿勢を正し、一礼するのが基本的な作法です。また、神様の通り道である中央(正中)を避けて、左右のどちらかに寄って歩くのが望ましいとされています。

◇『鳥居の種類

(1)神明鳥居:笠木が丸太で、全体的に直線的。伊勢神宮に代表されます。

(2)明神鳥居:最も一般的で全国に数多く見られる形式です。笠木や島木が上に反り上がり、装飾や彫刻が施されているのが特徴です。

参拝作法と心得|縁結びパワースポットと出雲神話|島根浪漫旅

【手水舎】

【手水舎】神社の参拝前に手や口を清める場所です。

◆お清めの手順

(1)一礼:手水舎の前で軽く一礼します。

(2)左手を清める:右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけます。

(3)右手を清める:柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけます。

(4)口をすすぐ:再び右手で柄杓を持ち、左手で水を受けて口をすすぎます。(柄杓に直接口をつけない)

(5)もう一度左手を清める:残った水で再び左手を流します。

(6)柄杓を清める:柄杓を立て、残った水で柄(持ち手)の部分を流します。

(7)元に戻す:柄杓を伏せて元の位置に戻し、最後に軽く一礼します。

 

 

手水作法イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

 

 

 

【参拝の手順】:二礼二拍手一礼

(1)お賽銭:箱の前に立ったら、軽く会釈してから、お賽銭を静かに納めます。

(2)鈴を鳴らす:お賽銭を入れた後、鈴を鳴らします(神様へのご挨拶の合図や、邪気を払う意味があります)。

(3)腰を90度に折り、深いお辞儀を2回します。

(4)胸の高さで手を合わせ、右手を少し下にずらして2回拍手して、合掌してお祈りします。

(5)最後にもう一度深いお辞儀を1回します。

神社の正しい参拝方法を解説 | 霊園・お墓の鳳友産業グループ

 

 

【社殿建築の種類】

1. 主な屋根の形式

 

  • 流造(ながれづくり)
    全国の神社の約7〜8割を占める最もポピュラーな形式です。切妻屋根(本を伏せたような形の屋根)の正面側が長く伸びて、庇(ひさし)のようになっています。
  • 神明造(しんめいづくり)
    伊勢神宮(三重県)に代表される、日本で最も古い形式の一つです。直線的で無駄がなく、非常にシンプルな外観をしています。
  • 大社造(たいしゃづくり)
    出雲大社(島根県)に代表される形式です。切妻造で、屋根の妻側(三角に見える面)に出入口がある「妻入(つまいり)」構造と、優美な曲線を描く屋根が特徴です。
  • 入母屋造(いりもやづくり)

    切妻造と寄棟造(よせむねづくり)を組み合わせた格式高い形式で、主に大きな拝殿などで見られます。
    イーヤネット +5

 

社殿建築の種類の豆知識 | 神社.com

 

 

 

 

鰹木(かつおぎ)とは、屋根の棟と直行に設置された棒状の部材を指します。もとは千木とともに屋根の補強を目的とした部材だったようですが、現在では単なる装飾材となっています。名前の由来については、膨らんだ形状がカツオや鰹節に似ているから、とする説があります。

千木(ちぎ)とは、屋根の棟に立てられたX字状ないしV字状の部材を指します。

もとは鰹木と同様に屋根の補強を目的とした部材ですが、現在では装飾材となっています。

 

神明造(シンメイヅクリ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

 

 

 

 

 

 

 

 

【注連縄(しめなわ)】

神道において神様が宿る神聖な場所と、日常に暮らす世界を区切る「結界」の役割を持つ縄のことです。災いや穢れ(けがれ)を除き、清らかな場所であることの目印として、神社の鳥居や社殿、ご神木などに張られます。

(紙垂;しで)

藁(わら)で綯(な)った縄に、ギザギザとした形の白い紙「紙垂」が垂らされています。これは、雷や稲妻を象徴し、豊作を祈る意味が込められています。お正月には、一般の家庭でも玄関や神棚に飾る風習があります。

<由来>

日本神話の「天岩戸」の中で、天照大神が天岩戸から出てきた際、再び岩戸に隠れないように神々が入口に「尻久米縄」という縄を張って封印したことが始まりとされています。